◇Eco Balance
自然
人間
住まい
◇自然環境
自然環境の維持の必然
この地球上で生ける生命体は全て生かされているということを受け入れる必要があると思います。
「環境」という言葉には様々な使い方がありますが、よく使われるのは「自然環境」という言葉でしょう。
人間の周りに存在するのはまずは住まいであり、<人間社会>であり、自然です。
人が地球「GAIA」の中でに生きる限り、「自然環境」に包括されているのです。この環境を無視するような行為をするとそれに包まれている社会環境も住環境もおかしくなってしまう必然性があります。
どんなにあがいても無くせないのは「自然環境」でありその恩恵です。
◇人間環境
地域としての人間環境
人が息づく環境には必ず「自然」が無ければ存在できません。自然を利用させてもらい、生かされ <人間社会>を形成し、住環境が造られていくのです。
ただ、いまや社会活動のエネルギーの基である「自然環境」が病んできていて、回復不可能な部分が出てきているようです。それも<人間社会>がしてきた仕業です。
よく21世紀は「Eco社会」とかいう言葉を聞きますが、Recycle法が制定されて環境に対して良い方向に一見来ているかに見えますが、まだまだ環境悪化に歯止めはかけられません。
◇住環境
内的なものと外的なもの
人の住む環境には必ず、空から光・風・水のエネルギー、大地から地のエネルギーが色々な形で影響を及ぼします。
それらの自然環境から人の住む空間を守るのがShelterとしての
住宅です。
住まいにはまず始めに、主に物理的考察が加えられ、Planningが行われて行きます。Shelterの性格や形状、様相は個々により異なります。
Shelterとしての住まいを形作る作業は決して簡単ではなく、住む人間環境によって複雑に変化して行きます。
◇総体としての住まい造り
安堵ある自然環境に生きる
社会の一員としてそこに生きる
人として家族の中に生きる
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